2歳・4歳の母、あむです。
二人とも絶賛反抗期、イヤイヤ期で、日によって機嫌の良い日もあれば悪い日もありとにかく毎日振り回されております。
2歳のイヤイヤ期は、上の子でも少し経験したので2度目ですが、今は経験から対処法を知ってかなり対応が楽になりました。
普段わたしがやっている「言い方を変えるだけ」のイヤイヤ期の乗り越え方をご紹介します♪
イヤイヤ期は成長において必要なもの!
ただでさえ毎日忙しいお母さんお父さんに訪れる、2歳前後のイヤイヤ期。
疲れている中でなんでも「いや!」と言われて大泣きされると、かなり精神的に辛いですよね。
わたしは精神崩壊寸前でした。

こっちが泣きたいわ!
ですが、イヤイヤ期はとても重要な成長過程です。
なんでもしてもらうだけだった子供が、自我が芽生え、なんでも自分でしようとする、だけど、始めてだからうまくできない…
そして脳は未発達なために、怒りをコントロールできずに癇癪を起こしてしまったりするんですね。
客観的に見れば理解はできますし、親としてその感情に寄り添ってあげたいけど、ついつい強く怒ってしまうことも。
気持ちが、痛いほどよく分かります(遠い目)
イヤイヤ期で「これはどうしようもない!」と思った子供の言い分
ママ友などの話を聞いていると、うちの子なんて可愛いものだ!と思うほど、「どうすればええねん」な子供の言い分がありました。
印象に残っているものを少しだけご紹介します
- 「自分の鼻を取りたい!」と泣く
- 「お風呂にお菓子を持っていきたい!」と泣く
- 「ぬいぐるみのくまちゃんにご飯を食べさせたい!」と無理やりスプーンを口元に持っていく
- 左の道が帰宅の道なのに、右に行きたいと泣く
などなど、余裕のある時や他人の子供だと笑える話かもしれませんが、日々家事に追われている身からするともう本当にやめてほしい。
言い方を変えてみよう!
忙しい時にイヤイヤに遭遇した時、なんて声をかけますか?
わたしは一人目の時は特に初めてのイヤイヤ期で「いい加減にしてよ!」なんて強い言葉でさらに子供を怒らせていました。
今思うととても反省です。
でもこれが、今下の子の対応をしていると、言い方一つで癇癪を乗り越えることができることを知りました!
効果は子供によるかもしれませんが、ぜひ試していただきたいです!
「○○しなさい!」ではなく「○○しよう!」に言い換える
子供が歩きたくないと座り込んで動かない…
そんな時、「ちゃんと歩いて!」「ベビーカーに乗って」「早く帰ろう!」などと言うと、全身で拒否して来たりする魔の2歳児(うちの子の現在)。
でも最近、それを「じゃぁ今から○○のお店におかいものにいこう」とこれからの予定を伝えたり、「早く帰って抱っこしよう!」と言ったり肯定的なもので言い換えると、意外と動いてくれることに気づきました。
上の子が気を利かせて、持っているおもちゃを差し出して「これあげるよ、一緒に手を繋いで帰ろう」と言ってくれたりもするのですが、死ぬほど助かっています。
本人も、何が嫌でなんでお母さんお父さんは自分の思い通りにしてくれないの!と思っているのだと思います。
そこでそれはダメ!と否定してしまうと、さらに反抗したくなっちゃうのかもしれませんね。
否定はせずに、肯定的な言葉をかけると、子供も認めてくれたと感じて落ち着くのではないでしょうか。
ただ、嘘をつくのは厳禁です。
子供からの親の信用をなくしますし、子供も真似をして嘘をつくようになります。
例えば、「おもちゃ買いに行こう」と言ってどこにもいかず家に帰るなどです。
その場をとにかく切り抜けたい気持ちはとても分かりますが、できるだけ可能なことを提案しましょう。
「できなくて悔しかったね」「やりたかったんだよね」と気持ちを代弁してあげる
子供は自分が何に怒りを感じているのかうまく言葉にできないまま、ただ怒りの感情を表に出します。
そこで親が「悔しかったね」など子供の気持ちを代弁してあげると、「お母さんはわかってくれている」「お父さんは自分に寄り添ってくれている」と感じてくれるそうで、落ち着くことが多いです。
子供の目線になって、一言声をかけるだけで、その場の状況が一変するかもしれません。
どうしても叶えてあげられないお願いは肯定的に別のものを提案してあげる
上記で挙げたような「どうしようもないイヤイヤ」は現実的でない分本当にどうしてあげることもできません。
そう言う時は別の提案を持ちかけて意識を改めてあげましょう。
ぬいぐるみに食べ物を食べさせたいのに食べてくれないなら、「きっとくまちゃんは今ご飯じゃなくて○○ちゃんと遊びたいんじゃないかな」などと別の行動を誘導させてあげます。
すると、「そうなのか!」と感じて行動を変えてくれるし、本人も楽しいかもしれません。
できたところに目を向けて褒める!
「○○ができない!」と言って泣いている子には、「悔しいね」と言って気持ちに寄り添ってあげると同時に、「でも○○はできたね」とできたことに目を向けて褒めてあげると満たされるようです。
それでも「どうしてもこれがしたかったんだ!」と泣くなら「きっと○○ちゃんなら明日はできるね」とできる自分を想像させてあげると良いかもしれません。
【まとめ】できるだけ感情的にならずに前向きな言葉をかけてあげるのが結果的に親も楽できる
子供は、元気にその場に笑っているだけで肯定されるべき存在です。
できれば、親としても負の感情をぶつけずに、子供を前向きに育てていきたいですよね。
イライラして否定的な言葉が出そうになった時、3秒でもグッと堪えて、言い方を変えて見てください。
そのさきに、我が子の笑顔があるといいですね。