妊娠・出産・育児による「嘔吐」との対面が怖くて子供を躊躇ってしまう方も多い中、覚悟して妊娠してすぐ、おそうつわりという恐怖。
私も3度経験しました。
人によって症状は様々である一方で、本当に辛い方は嘔吐恐怖症でなくても心を病んでしまう人もいるくらいです。
記憶があるうちから嘔吐が極端に怖かった私は、結婚前に妊娠し、つわりを経験しました。
そこで私が実践して乗り越えた方法をまとめたいと思います。
この記事では
- つわりへの心構え
- つわりの症状の緩和
などをお伝えできればいいなと思っています。
つわりへの心構え
つわりのピークは6〜9週ごろ。それから16週頃までにおさまるのが一般的
まず一般的なものですが、つわりのピークは6〜9週ごろだと言われています。
その後徐々に収まっていき、16週の安定期までには終わってくれるとされています。
ただ、こちらは個人差が大きいです。
つわりの期間が短くても症状が重く、入院までされる方もいれば、出産まで吐くほどでもない吐き気がずっと続く人もいます。
どちらも嘔吐恐怖症にとって恐ろしいことですが…
つわりはいつかは必ず終わりを迎える
ただ確実に言えるのは、つわりはいつかは終わるということ
出産まで続いたとしても、生まれてくれれば終わります。
それだけを希望として、耐えるしかない…のが現状です。
それが辛いですが。
正直私もつわりで恐怖を感じてる間中「いつか終わるとしても怖いものは怖いんだ!今この状況をどうにかしてくれ!」と心の中で叫んでいました。
つわりへの対処法
どうしても避けて通れず、怖いだろうがなんだろうが襲ってくるつわり。
どう乗り切るかということしか解決策がありません
ということで、私が実践したつわりへの対処法を紹介します
食欲がなくて栄養が心配ならサプリメントがおすすめ!
私の場合は、食欲が全くないわけではなかったのですが、食べなければ出るものもないという考え方のせいでできれば食べたくありませんでした。
食べないことで、安心感があったのです。
しかし、妊娠中、お腹のなかで赤ちゃんを育てている母親からすると、お腹の赤ちゃんの発育が心配になりますよね。
妊娠初期のつわり期間は、あまり食べれなくても、お母さんの体に蓄積された栄養分で順調に発育すると言われています。
ここで少し安心できますが、初期の頃にとりたい、胎児の脳の形成などに必要だと言われている栄養素もあります。
よく聞く葉酸ですね。
私はそれをサプリメントで補っていました。
元々食べられる妊婦さんでも、食事から必要分の葉酸を取るのは難しいそうで、多くの妊婦さんは葉酸サプリを使用しているようです。
これなら、少し精神的に安心できますね。
比較的安くで購入でき、ビタミン配合などもあるので、薬局やネットでもいろいろ見てみるといいかもしれません!
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常に袋を持ち歩く
多くの嘔吐恐怖症の方は、自分が嘔吐することで恥ずかしいと感じたり、周りに迷惑をかけてしまうことを極端に恐れています。
私の場合は、そもそも吐いた経験が少なく、人のを見る方が多かったので、余計に恐怖心が増して、何があっても人前で吐くものかと常に考えておりました。
でも、一人目妊娠時、一度電車に乗っているときに突然吐き気に襲われ途中下車してなんとかトイレに間に合ったのですが、あの時電車で…ホームで…と考えるだけで今でも恐ろしいです。
なので、それ以降常に外から中の見えない袋をお守りがわりに持ち歩いていました。
仕事も続けていたし、電車通勤だったので、これは必須でした。
カバンやポケットなどいつでもすぐに出せるところに入れておけば、安心感が違います。
家の中でも同様です。
炭酸ジュースを飲む
胃に何か入れることに抵抗がなければ、吐き気のある時に炭酸ジュースを飲むことをお勧めします。
炭酸水でも大丈夫です。
一時的にはなりますが、少し落ち着きます。
ゲップを出すことで、嘔吐する前に制止できる出来るような感覚になります。
炭酸系飲料は常備でした。
家事はできるだけパートナーに。自分でする場合はすぐに休める環境を
息をするだけでも必死なのに、家事なんて到底無理です。
パートナーの方に代わってもらいましょう。
…とは言いますが、ウチのみたいに残念ながらそばで苦しんでいる妻がいても何も感じない旦那様もいらっしゃいます。
私は妊娠中も、出産後も、なんなら最初の出産から4年経つ今もほぼワンオペ状態なので、仕事も家事もしておりました。
今でも泣きそうになることがあります。
体はこんなに辛いのに、なぜ私が…
そんな時は、自分に甘くいきましょう。
私は洗い物、料理の時もキッチンに椅子を持ってきてすぐに座れる状態で行いました。
掃除なんて最低限です。
本当に辛いなら、する必要はありません。
お母さんは、お腹のなかで命を育てています。
無理をする必要なんてどこにもありません。
何事も赤ちゃん最優先で、何も問題ありません。
なので、いい感じにサボってしまいましょう。
それでも頑張ってしまう方、私のように自分がせざるをえない方はすぐに休める環境を作りましょう。
まとめ
嘔吐恐怖症にとって、つわりとはとてつもない恐怖です。
ただでさえ気持ちの良いものでもない行為を、極端に恐れてしまう私たちは、それでも立派にお腹のなかで子供を育てているのです。
それだけで自分はすごいと、誇りを持ちましょう。
私は、本当に嘔吐恐怖症なのに子供のために生きるお母様方を尊敬します。
嘔吐恐怖症の自分を責める必要はありません。
かくいう私は、常に自分を責めてしまうのですが…
つわりで苦しんでいると、どうしてもマイナス思考に陥りがちですが、赤ちゃんが成長しているのは他でもないお母さんのおかげ。
いつか終わると信じて、乗り越えた先に、可愛い我が子との対面が待っています。
今はゆっくり、自分と赤ちゃんのことだけを考えて生活してみませんか。